Thought

2010.04.21 00-13
アイスランドの噴火?ふ~ん、カンケイネ。
なんて人事だと思っていたら、見事にブツが届かず工程が狂っている主です。

ソレ繋がりといっては何ですが、ソレの話を・・・
私、主は今の会社に入社し、気づいたら機械を造っています。←あえて大規模表現
ココで働きたい!とか、鋳造機造りたい!とかは一切無く、

行けって言われたから

来ました・・・です。
それから十数年、半田付けから始まり今はカタログに載ってる機械を造ってます。

なんとなく物を造る知識が無いのがお解かりかと思いますが、今でも無いです。
では、どうやって造るんじゃい---となる訳ですが、幸い会社自体にそれなりのノウハウがあり、方式や動作はある程度のセオリーがあるので然程困りません。
しかし、それに付随する部分や新たに取り入れた(取り入れたい)要素が加わると困難な物になっていきます。
もちろん新たな要素が加わると、今までのセオリーが崩れそれを改善し再構築する事も必要になります。

そうなった時、問題がアナログ的な物であれば、私は先ず家電量販店に行きます。
そしていろんな製品を手にとって開けたり閉めたり、ボタンを押したりします。
特に稼動部は見れる範囲でじっくり見る。
この行動は実用的で良いアイデア(真似事?)が生まれやすいと思っています。
さらにおまけと言っては何ですが、店員をかわすスキルもUPします。

そしてもう一つ、非日常的な物を参考にする(した)。
私の場合、軍用機材(乗り物含む)の資料(過去も含め)を眺める。
せいぜい第二次大戦前後位からかなぁ。
なぜかと言うと、家電よりも造る物の考え方やアプローチの仕方が近い様な気がするから。
そして求められる物も一緒。

丈夫で長持ち

と、こんな感じで既存の物を参考にし、さらに自分でアレンジして形にしてます。

何気に、新製品であるRFEシリーズの板金は、最初は真四角のサイコロ形(板金も安いし)にして有りがちな「キューブ」とかペットネームを付けようかと思ってましたが、
なんか脳がねぇ・・・と悩んで、資料をペラペラしてたらロシアのT34/85の記事を見た時ピンときた。

<あの戦車王国ドイツのタイガー戦車を初めとする設計思想を根底から覆す、斬新な被弾経始形状を採用し、その後のドイツ戦車に影響を与えた。>

ぬぅ、やるじゃねぇかロシア。あのドイツを・・・
よし、角度つけっかな!

・・・と、くだらないかもしれませんが実行しました。
結果軽量化にもなり、デザイン的にお蔭様で結構評判良いです。(軽量化は当然狙ってましたが、外観はやってみないとワカラン。3次元でもやはりイメージ止まり)
稀に「なぜ角度ついてるの?」と聞かれますが「なんとなく・・・」と答えています。
心の中では"被弾経始"です。

この様に形状や穴やその他もろもろに設計者の思惑や経緯があると思います。
物を見る上でそれを考えながら見ると楽しいし、より良い物を造れる様になっていくのではないかと思う今日この頃。
そう見方を変えると欠陥も微笑ましく思える・・・かもしれません。
「ハハ、こんな事やろうとして失敗してやがるぜ」
とか・・・良く見ると身の回りの物でも意外とあります。

もし機械を購入するとなった場合、カタログスペックのみで検討するのではなく、そういう所まで突っ込んでみるのも良い買い物に繋がる一つの手段だと思います。
宝飾業界は結構技術者(設計)が表(展示会など)に出てるので、そういう話を聞けるチャンスは多いでしょう。
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Author:田邊研電の中の人
今一番欲しい物はコピーロボット。ネタバレは自粛します。

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