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一難去って

なんとやら。
ワックスも無事に出る様になり 終わったー! と思ったT66の修理。
終わってなかった…
今度は

ビルドタンクの温度が上がり切らねぇ

一見、モニターの測定温度は設定値の120度付近で安定しているのですが、実際に別のセンサーをタンクに
突っ込み測定すると114度程度。ガッツリ補正で誤魔化しているようです。

設定値:120度 機械表示:120度 実測:114度

なので、今は114度ですよ~と機械にインプットしてあげる。
すると

設定値:120度 機械表示:114度 実測:114度

となります。
普通なら6度上げなくてはいけないので、ヒーターが頑張って120度になるまでONします。
しかし、待てども114度~115度を行ったり来たり。
あー、ヒーターダメなんじゃん。

ヒーター交換作業ミッション、スタートしました。

20130222001.jpg

うがー、ただでさえ劣悪作業であるタンク脱着。
今度は両方外します。

20130222002.jpg

ありゃ?慣れたもので意外と楽でした。
邪魔な物がなくなったので作業が楽になると思いきや、交換すること考えてないレベルの劣悪な作業性。

これに比べたら3Zの良く考えられてること。
T66~T76plusの作業性の悪さを知っている方なら、感動するレベルの3Zの構造を改めて評価。

と、さり気なく宣伝しておこう。

20130222003.jpg

軽く写り込んでいるのはいるのは置いといて…と
タンクを戻す時に、ヒーターやセンサー、アース線をタンク底面に取り付けるのですが、
そりゃもう線が短いことこの上ない。
アクロバティックな状態で作業をする羽目に。
こりゃ客先では作業できないな(其の二)

とまぁ、悪戦苦闘しながらも無事におニューのヒーターを取り付けて、いざスイッチオン!!
めでたく120度まで上がるようになりましたとさ。

しかーし、これだけでは終わらなかった。
それはまた次回。

納品がどんどん伸びていくー。
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修理、修理、修理

20130208001.jpg

今お預かりしているT66です。
およそ10年頑張っている、BTでなく無印T66です。
起動時のイニシャライズでXキャリッジエラーが出たり出なかったり、条件が揃えば造形できてしまったり
良いのだか悪いのだかハッキリしない最悪のコンディションでした。
お客さんは室温で調子が変わるみたい…と。
このケースだと、現場修理は賭け(直らない可能性あり)になるので安全策を取って引き揚げさせてもらった。

古いしメンテも何時やったのか…という物だったので、モーターやベルトなどを疑い最悪ドライブ基盤かも
としていましたが、結論から申しますと電源でした。

20130208002.jpg

5V、+-12V、27V出力のうち、27Vが23.5V程度しか出力せず、モーターがまともに動かずエラーが出ていたみたい。
動いたり動かなかったりしたのもこれで納得。

これは引き揚げて正解だったよ。
現場ではなかなか発見できないし、部品在庫もないので出直す必要があった。
おそらく同じ修理内容でも1.5倍は多く費用が掛かってであろう。
我ながらgood job!!と勝利宣言をしたのも束の間

さーて、出荷前にヘッドのチェックでもしておこうかね…

ビルドワックスが出てこねぇ…

タンクからダイレクトでも出ない。
タンクフィルター外しても湧き上がってこない。
サポートの加圧ポンプを使っても結果変わらず。

oh no...

詰まりました。
というか詰まってました?
お客さんに確認すると、電気を切った後にワックスが出てこないことが多く、ある部分を針金で突くと
出る様になっていたらしい。
で、同じように突いてみるも、出てこない。

<ミッション>
ワックス供給システム分解清掃

20130208003.jpg

20130208004.jpg

ワックスインジェクターの修理で鍛えた腕が鳴るぜ。
ワックスが固まってると分解できないので、ヒーターON状態での作業。
これがまた最悪、この作業は現場では絶対できない(やりたくない)です。
正直、これをやらなきゃならない機械は買い替えをお勧めします。
片方で丸一日だ。
実は初めての作業なのは内緒です。

予定外の作業だったので、部品がなく一時中断。
安く上げるつもりが、なんだかんだで結構な修理費になっちゃいました。
せめて2年位は動いてほしいなぁ。

このT66、次に異常が起きたらあきらめてもらいます。
レールもヤバいっす。

うちのT66BT2

20121022001.jpg
画像ボケボケですが、日本全国のT66ユーザーの為に保有しているT66っす。
去年まではなにぶん古い機械で触ったこともなく、お客の言っていることがチンプンカンプンだった。
これでは満足にサポートできる訳もないということで、一台確保しているのであります。
すでにメンテの実績もかなり積んだので、T66ユーザーはもう心配しなくても大丈夫です。


20121022002.jpg
ビルドプリントヘッド 4000時間オーバー

20121022003.jpg
サポートプリントヘッド 2000時間オーバー
ヘッドはまだまだいけそうです。

現状でアップグレードなどのできることはすべて済んでいるので、日本国内で最高のパフォーマンスを誇る
T66BT2なのは間違いありません。
今後は、メーカー非公式の魔改造を施していきたいと思います。

メンテなーんス!!

20120419001.jpg
本日はもうすぐ10年選手のT612のメンテナンスを実施中です。
このお客さんの機械はすごく綺麗。
掃除はエアーを噴いて軽く掃除機で吸うだけ完了です。
おそらく2時間分の工数を得している筈です。
こういうことは是非見習いましょう。

機械事態に大きなトラブルは無いですが、稼働部のガタや破損が目立ちます。
安定した運用を目指して、そのような箇所の補修と点検整備の依頼を受けました。
各ベルト交換&調整がメインで、分解ついでにベアリングは交換やグリスアップをします。
ちなみにお客さんが在庫していた部品もこれを機に使ってしまいます。


20120419002.jpg
X,Y,Zドライブ機構を本体より外して、さらに分解してパーツごとに掃除や交換などを実施。


20120419003.jpg
20120419004.jpg
これはXドライブのエンコーダーとベアリングですな。
このベアリング交換をしていない機械が日本には数多くあります。
交換目安はオイルが漏れていたら交換です。


20120419005.jpg
ベルトのカスが溝に溜まってます。
この様に長年の垢を削ぎ落とし、新しいベルト達が快適に働いてくれる環境づくりをしてあげます。
地味な作業ですが、非常に重要な事なので頑張ります。


20120419006.jpg
スペシャルテクニック&地味な作業を駆使し、リフレッシュしたXドライブ機構。
後はワイヤリングをまとめて、ベルトテンションを調整すれば完了。
束になっているベルトは予備なのですが、何年物か分からないのでそのまま放置。
ベルト調整ができないユーザーには無意味な代物なのですが…


20120419007.jpg
清掃と給油。
ヘドロの様になったグリスを綺麗にふき取り、新たなグリスでリフレッシュ。
分解することで、個々の異常を見つけやすくなります。
異常があれば即交換。

とまぁ、こんな感じで2日程かけて仕上げていきます。
現行のT76&R66系に比べて作業性が悪く、同じような作業も1.5倍位手間が掛かってしまいますね。
今回は作業環境も素晴らしく快適ですが、場所によっては机や椅子すらなく床で作業したり、
機械の置いてある机の僅かなスペースで、チマチマした作業を行うこともあります。
正直泣きが入ったりしながら作業をしていますが、仕上げた後にお客さんから良い報告をもらった時は
まさに技術者冥利に尽きるってやつです。

明日も引き続き頑張りまっす!

廃品回収

IMG_5054.jpg

ユーザーの下で使命を果したT66を回収しました。
いろいろ問題があり、そのままでは使えない状態です。
外見は綺麗ですが、中は十数年使ったワックスインジェクター?と思えるほどの状態。

IMG_5055.jpg


IMG_5053.jpg

古い機械で、メーカーサポートは既に打ち切り。最近まで販売していたT612BT2と仕様は似ていますが・・・
造型できるレベルに持っていくのに、かなりお金が必要そうです。

このまま産廃行きか、ネタとして使うか・・・
完全に駄目って状態ではないので、捨てるのは勿体無い気がします。
ただ、使えない物をスペースのない田辺研電に保存しておく訳にはいかないので、会議でこのT66の処分を決めます。

ネタが通れば、 "T66再生企画" としてこのBlogの花形?になるかも知れません。
個人的には "T66BT化を含めたレストア" で夢が広がります。
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Author:田邊研電の中の人
今一番欲しい物はコピーロボット。ネタバレは自粛します。

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